これはSさんの平成2年式 20ソアラ 3.0GT-LIMITED (MZ21)、
大分県よりお預かり中・・・ 走行距離わずか11.000kmたらず・・・
とても大切にされています。
今回の整備はグランベールインテリア、そして本革シートまで出来れば・・・
まずはグランベールインテリアからです。
グランベールインテリアのダッシュボード、コンソール部分はとてもきれい・・・
それもそのはず、数ヶ月前に新品を入れました。
ダッシュボード、グローブボックスドア、センターコンソール、コンソールドアを当社の最終ストック品をご購入されたのです。
しかし、左右ドア内張り、コンソールボックス、リヤ左右内張りの新品ストックは持っていませんでした。
このため、大分県のディーラー様で、新品と交換作業を行ったのは良いのですが、逆に交換しなかった部分のグランベールが目立ってしまって・・・ と、、、Sさんの気持ちが良く解ります。
10年以上前から今まで、幾度も挑戦を試みたグランベールインテリア張替え・・・
当時は素材の技術レベルはそれほどは高くはなかったので、断念せざるを終えませんでした。
さて現代の技術では・・・
最初に生地サンプルをメーカーから取り寄せ、比較してみました。
生地の手触り・質感、そして色ですね!
劣化している部分と比較しても意味がありませんので、ソアラのグランベール新品ダッシュボードとの比較です。
手触り・質感は問題ないのですが、やはり色が微妙に違います。 予想通りといったところでしょうか。
しかし、新品以外の部分(左右ドア内張り、コンソールボックス、リヤ左右内張り)のみを張替えした場合、色が微妙にでも違えば違和感が出てしまいます。
この生地を使って張替えを行う場合は、別にグランベールのベース部品を入手して、すべて張替えを行うことで違和感が出ないようにするのが良いようです。
まさか、新品をベースにする訳にもいきませんからね!
つづく
平成2年式 20ソアラ 3.0GT-LIMITED (MZ21) グランベールインテリア修正